月極め駐車場に放置されていた車の撤去(東京都 足立区)
※テレビの報道番組で放映された案件のエピソードをご紹介します
平成16年8月には車検が切れていました。
ところがこの駐車場との契約は3年前の平成21年。その期間は車検無しで車に乗っていたことになります。
もし、警察に見つかったら免停です。。。
駐車代は1年以上滞納されていました。
車内には大量の荷物が残されていましたが、その荷物から内装業者さんが移動用に使っていたと推測されます。
この駐車場の管理人さんはとても優秀な方でした。
ご自身で登録事項等証明書を取得し、所有者欄に記載されていたローン会社に連絡を取り、撤去・解体の許可を促しました。
ローン会社は、車の使用者に再三連絡を入れたようですが、誠意ある返答を得られなかったため、 撤去・解体を承諾する書類を発行することになりました。
(細かい説明は省きますが、所有者がローン会社でも、撤去の許可を得られない場合もあります)
管理人さん曰く、「時々車内を見て荷物を動かした様子はないことを確認しています」とのことでした。
駐車場料金を滞納し、車検切れの車でも、エスティマのようなワンボックス車の場合、
倉庫替わりにその車を使用していることがあり、車を処分した後でトラブルになる可能性がありますので、このような確認が必要です。
荷物を動かした様子がないということは、内装業は廃業したということなのでしょう。
念のため、まだ使用できる工具は管理人さんが引取り、しばらくの間保管することになりました。
今回のように所有者の特定から荷物の処分までを管理人さんが行ないますと、比較的安価かつ後のトラブルを心配することなく放置車両を撤去することができます。
個人情報保護の観点から、今回の事例では、当社は車を放置した使用者の事情については深入りしませんでした。
今回の事例は、「どんな人が車を放置するのだろう?」という興味をお持ちの方にとっては物足りない内容だったかもしれませんが、上記のような事情を御理解いただければと思います。
» 放置自動車バスターの取材姿勢
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