月極駐車場に放置された高級外国車の撤去（東京都 江戸川区）

駐車場を管理している不動産屋さんからの依頼でした。
半年間分の駐車料金の78000円が滞納状態でした。
契約書に記載された住所からは引っ越ししており、電話も居留守。

駐車場の地主さんへの負い目もあり、毎日のように駐車場に行って様子をみたり、車に張り紙をしたりしました。
しかし、車を勝手に処分する訳にもいかず、解決の糸口がつかめなかったため当社へ依頼されました。

当社の調査で、駐車場の契約者の引っ越し先を見つけました。
しかし、いつ行っても居留守。未成年（？）の娘さんが、母親の尻拭いで対応に出る始末でした。
今回のケースでは駐車場の契約者と車の所有者が別だったので、上記と並行して、車の所有者の調査も始めました。

様々な手がかりを手繰り寄せ、車の所有者のお父様に連絡を取ることができました。
息子が車を持っていることも駐車代を滞納していることも知らなかったとのこと。
万が一のため、車両撤去の承諾書をお父様にも書いてもらいました。

お父様から息子さんの電話番号を教えてもらい、本人から撤去の承諾を得ることができました。
話を整理すると、駐車場の契約は所有者のお姉さんであり、弟さんは最近は車を使用していなかったと。
駐車場の契約に弟さんの名前は載っていなかったので、不動産屋からの督促はなく、滞納には気づかなかったとのこと。滞納した分は弟さんが分割で払いますとのことでした。

親の尻拭いをさせられたお姉さんの娘さんの将来を思うと不憫でなりませんでした。