自動車税は全額還付 廃車買取専門

自動車税の還付は「４月１日時点での所有者」に対して行われます。
所有者が「ディーラー・信販会社」の場合は、支払者である「使用者」に還付されます。

Ａさん所有の車を９月に廃車すれば、Ａさんに１０月～３月（６か月分）の還付が行われます。

自動車税の還付は４月１日時点での所有者（Ａさん）に対して行われます。
もし、車がAさんからＢさんに名義変更され、同年度内に廃車（※）した場合、自動車税の還付金はAさんが受取ります。
※同年度内とは、例えば７月にAさんからBさんに名義が変わり、翌年の１月に廃車する場合等です。

Bさんが自動車税の還付金を受け取りたい場合には、以下のどちらかが必要です。

1. 所定の申請書（※）にＡさんの実印を押し、Ａさんの印鑑証明書と共に自動車税事務所に提出
2. Ａさんに連絡を取り、Ａさんの自宅に送られる自動車税還付通知書をＢさんが受け取り、所定の金融機関で還付金を受け取る。

※各都道府県の自動車税事務所事に申請書の名称が異なります。
　名称の例：
　東京都「過誤納還付金の受領に関する委任状」
　千葉県「還付請求権譲渡通知書」

自動車税の還付金額が高額な場合は、ハガキではなく封筒で送られてきます。（各都道府県によって対応が異なります。東京都の場合ですと、５０,０００円以上がこれに該当します。）

還付金額が大きくなると、成りすましを防ぐため、還付手続きが多少面倒になります。

送られてきた封筒に同封されている通知書（口座振替依頼書）に以下を記入・押印して、自動車税事務所に返送します。

※通知書に記載された人（法人）以外の口座へ振り込む場合には、別紙の委任状への記入・押印が必要です。
※ゆうちょ銀行を指定する場合には「記号・番号」ではなく、振込用の「店名・預金種目・口座番号」が必要です。

還付通知書のサンプルです。(当社の社用車であるクラウンマジェスタを廃車した際に送付された通知書です)
１ページ目の後半に記入欄がございます。
２ページ目の後半に委任状（振込口座が異なる場合）がございます。

通知書（口座振替依頼書）を送付してしばらくしますと、今度は「還付通知書兼口座振替通知書」が郵送されます。

参考までに当社に郵送された通知書をご紹介します。
「都税還付金等内訳」の欄に、自動車の登録番号や還付金額が記載されます。
もし、税金の滞納があると、「充当等内訳」の欄にその内訳が記載され、還付金額から差し引かれた金額が振り込まれることになります。