自動車税を払わなかったらどうなる?
自動車税とは
自動車税とは4月1日の時点の所有者に対し、毎年課せられる「税金」です。
普通自動車は「都道府県税」、軽自動車は「市町村税」として各地方自治体の税収となります。
税額は排気量と用途(自家用・営業用)によって税率が区分されています。
自動車税を払わなかったらどうなる?
毎年5月頃に、自動車税の納税通知書が届きます。
納付期限は5月中の自動車税の支払いを忘れた場合、下記のようなリスクがあります。
延滞金が発生する
払い忘れ、遅れが発生した場合、滞納日数に応じて延滞金が発生します。
延滞金の計算方法は以下の通りです。
延滞金 = 滞納税額 × 延滞日数 × 延滞金率※ ÷ 365
例)自動車税額が45,300円、180日延滞の場合…
45,300円 × 180日 × 8.7% ÷ 365円 = 1,295円
※延滞金率は年度、都道府県ごとに変動があります。
2022年度・東京都の場合、納付期限の超過日数が1ヶ月以内の場合は年率2.4%、1か月以上経過した場合は、年率8.7%となります。
廃車手続きが行えなくなる場合がある
自動車税の未納が2年以上になると「嘱託保存」という状態になります。
嘱託保存とは車が差し押さえられた状態の為、所有権を移すことが出来ず
廃車手続きもできなくなるのです。
嘱託保存になっているかは、登録事項証明書を取り寄せると確認することが出来ます。
解除するには自動車税未納分を全額完済する必要があります。
車検が受けられない
自動車税滞納の場合は、車検更新もできません。
車検切れで車を走らせると、道路交通法違反となります。
まとめ
他にも納税証明書が発行できない、最終的には財産の差し押さえなど
大きなリスクが想定されます。
納税通知書が届いたら、原則期限内に納税しましょう。
2022年07月28日
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