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失敗しない「車の解体」の依頼の仕方

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「車を解体する」ってどういうイメージをお持ちでしょうか。

大きな重機を使って家屋を文字通りバラバラに解体するようなイメージを持つかもしれません。しかし、どちらかとマグロの解体に近く、必要な部位に切り分けて地道にリサイクルしていきます。

まだまだ車の廃車を直接解体屋さんに依頼する人の割合は少なく、車を購入した時の下取りや、馴染みの修理屋さんに解体を依頼してしまうケースの方が圧倒的に多いようです。ネット社会とはいえ、面識のない解体屋さんに廃車を依頼するのは不安な方も多いかもしれません。

ここではそんな解体屋さんの実態と、失敗しない「車の解体」の依頼の仕方について解説します。

 

なお自動車の解体については以下のコラムでも詳しく紹介しています。
【自動車解体の流れ】廃車は引き取られた後、このようにリサイクルされます

 

 

車の解体業者を怖いと思う方へ(業界の裏話含む)

「車の解体屋」というとどういうイメージをお持ちでしょうか。

「ガラの悪そうな従業員さんの集まりで、中には反社会的な人も混じっているのでは?」等とイメージされる方もいらっしゃるかもしれません。確かにそんな感じの人もいました。昔は・・・(笑)

ガラが悪い、喧嘩早い、組合の会合に出ると昼間から酒を飲んでの大騒ぎ・・・勿論すべての会社がそうではなく、その時から将来を見据えて会社組織として成長していく会社もありました。しかし、どちらかというとお山の大将的な社長さんの方が多かったです。。。

しかし、平成17年に自動車リサイクル法が制定され、自動車の解体事業に対して厳しい規制がかかった頃から、ガラの悪い人は完全に淘汰されてしまいました。

 筆者は北海道から沖縄県まで全国の自動車解体業者さんを訪ね歩き、人となりを見てきましたが今では‘ほぼ全員’と言って良いほど感じの良い人たちばかりです。確かに年配の方で癖の強い人もいましたが、そういう方も既に引退され、感じの良いお子さん世代にバトンタッチしている印象です。これは解体業界に限らずかもしれませんが・・・

高学歴の社長さん人も珍しくなくなり、中には女性の従業員さんが3分の1以上を占める会社もあります。(参考までに当社の女性従業員さんの割合は5割を超えています。)

実は、全国の解体業者さんをご紹介ページで従業員さんの顔写真を出来るだけ載せているのもそのような‘怖い’イメージを払拭するためでもあります。(笑)

 

車の廃車・解体はどこに依頼するのが得か?

下記の資料は2019年度に車のオーナー様がどこで廃車しているのかを表にしたものです。 

新車・中古車のディーラー、修理屋さん、解体屋さん等が廃車の窓口になっていますが、どこが圧倒的に多いという訳ではないようです。

※この統計資料は事業所ベースのため、100台の廃車の23台を直接解体業者引き取っているというわけではありませんが、大まかな傾向を知る上でとても参考になるため引用しました。

 ※「公益財団法人自動車リサイクル促進センター」の統計資料参照

新車販売

新車を販売するディーラーさんです。
以下のケースが考えられ、全体の35.5%を占めています。

  • 一般ユーザーさんが新車を購入し、今まで使用していた車を下取り車として廃車する。
  • 一般ユーザーさんが新車販売店に廃車を依頼する。

中古車販売

中古車を販売するディーラーさんです。
以下のケースが考えられ、全体の15.4%を占めています。

  • 一般ユーザーさんが中古車を購入し、今まで使用していた車を廃車する。
  • 中古車買い取り店さんが買取りした車を中古車として再販することなく廃車する。
  • 一般ユーザーさんが中古車販売店に廃車を依頼する。

※車を購入する時には印鑑証明書を用意する等の面倒な書類手続きが必要です。これは廃車の時も同様でして、「下取り車として廃車」すれば、まとめて手続きを終えてしまえるメリットがあります。また、車を購入する時点で、そのお店との信頼関係も作れるでしょうから安心して任せられるメリットもあります。

自動車整備

車の車検や修理を行なう業者さんです。
以下のケースが考えられ、全体の25.9%を占めています。

  • 一般ユーザーさんが修理屋さんに車検や修理の依頼をしたが、見積もりが高額だったため車検や修理を諦めて廃車する。
  • 一般ユーザーさんが修理屋さんに廃車を依頼する。

 ※車検を通すには陸運局や軽自動車検査協会での手続きが必須であり、それは廃車手続きも同様です。修理や車検を見送った車をわざわざ自宅へ移動し、廃車してくれる業者を探す手間を考えたら、その修理工場でそのまま廃車手続きを依頼してしまった方が簡単ですよね。

解体/破砕等

いわゆる解体屋さんです。規模の大きいところですと車を粉々に砕くシュレッダー設備を有しています。
以下のケースが考えられ、全体の23.2%を占めています。

  1. 一般ユーザーさんが直接、廃車を依頼する。
  2. 解体屋さんが上記の新車販売店・中古車販売店・自動車整備業者から車を買取り、それを中古車として利用せず解体する。
  3. 業者専門の中古車オークション会場で落札した車を解体する。


 昔の解体屋さんの仕入れ方法のほとんどは<2><3>でした。しかし、少子高齢化で車の台数も減少していく中で、業者間で解体車の取り合いがおこり、買取り(仕入れ)価格が高騰していきました。<2>の新車販売店・中古車販売店・自動車整備業者の立場からすると、きちんと解体してくれれば、あとは他よりも高く買い取ってくれる解体業者に車を流してしまいます。

 そこで解体業者さんたちは<1>一般ユーザーさんから買取りに力を入れるようになりました。買取り価格は他の業種よりも高い傾向にあります。抹消手続きを代行してくれる業者さんも少なくありません。また、車屋さんや修理屋さんに置いてある車を格安で引き揚げてくれるケースもあります。電話やネットで簡単に見積もりできますので是非お試しください。

  

解体業者の実態調査・解体業者の数

この段落では全国に何社くらい解体業者があって、年間に何台くらいの車を一般ユーザーさんから直接引き取っているのかなどを公式な統計資料から読み解いていきます。

このコラムのタイトルは「車の解体を業者に依頼する方法」です。すぐに問題を解決されたい方はこの部分は読み飛ばして下にスクロールしてください。

 まずは以下の資料をご覧ください。日本全国の解体業者さんの数です。後継者がいない、廃業などが理由で過去10年間に1000社ほど減少していますが、それでも2019年の時点で3,367の事業所があります。

車の解体は事業の性質上、多数の解体車を在庫するスペースが必要なため、地価が高騰している都市部でほとんど見かけることがないため、事業所数の多さに意外に思われた方もいらっしゃるかもしれません。

  

 

 

1つの解体工場で年間何台の車を解体するの?

以下の資料は『事業所当たりの引取報告件数』です。つまり1つの解体工場で1年間に何台くらいの車を解体しているかがわかる資料です。

表の一番左側は、1年間で1~10台の車を解体している業者さんが全国379か所あり、それらの事業所で解体された車の合計台数が1,700台という意味です。

最も一般的なのは年間に100台から1000台の車を解体する事業所です。一人の人が1日で車を解体できる台数は数台です。車を引き取りに行くのに数時間かかることもあり、推定ですが、1人~5人で解体事業を営んでいる会社が一般的ということになります。

表の一番右側の年間1万台以上の車を解体する事業所ですと、50人から100人近い規模の会社もあり、車の解体だけでなく中古車販売、リース、保険、タイヤショップ等の多角化経営をしているところもあります。

 

 

 

失敗しない車の解体の依頼の仕方

さて、本題の『失敗しない車の解体の依頼の仕方』です。ここでは見積もり、車の引き取り、廃車手続き、解体の順に注意すべき点をご案内します。

 

 解体屋さんに見積もり依頼する時の注意点

事前に車検証を用意することをお勧めします。

なぜなら車検が1か月以上残っていると、自動車税だけでなく、重量税や自賠責保険も還付金が発生するためです。

還付金は自動的にオーナー様に戻るものではありません。定められた手続きが必要ですが、面倒がって手続きをしない業者さんや、すぐに手続きをしてくれずその結果受け取れる還付金が少なくなってしまうケースもあります。

また、悪質な業者ですと高額なキャンセル料を請求するケースもありご注意ください。

 

解体屋さんに車を引き取りしてもらう時の注意点

車の引き取り料は地域の交通事情に応じて無料・有料様々です。

『引き取り料無料!』

とアピールしていても、車両本体の買取り価格が安かったり、還付金手続きが面倒だったりしますので、トータルの金額をきちんと確認することをお勧めします。

解体工場に車を持ち込むことで買取り価格が増えるケースもあります。中には最寄り駅まで無料で送迎してくれるところもあります。

事故車や車検・修理を見送った車を、車屋さんまで引取に行ってくれることもあるので、遠慮せずまずは希望を伝えてみましょう。

■車の引き取りを希望の場合の注意点。

  • 引取手数料はいくらか。無料・有料の場合がございます。
  • 車が自走可能かどうかをきちんとお伝えください。
  • ある程度大きめの車が近づけるかどうかをお伝えください。

→車は原則積載車に積んで移動させます。その分、大きな車になるため、細すぎる道では入っていけない場合があります。事前に駐車場の住所を伝え、グーグルのストリートビューで業者に確認してもらう方法もございます。

 ■解体工場に車の持ち込みをお考えの場合の注意点。

  • 営業時間:お昼はお休みしている場合もあります。
  • 最寄りの駅まで送迎してくれるかどうか。
  • 買取り金額の支払いは現金か振込みか。
  • 廃車手続きに必要な書類をすぐに用意できなくても引き取ってくれるか。
  • 車検の有効期限が残っているか。

→中には車検切れで持ち込もうとする人がいます。一発免停です。おやめください!

  

解体屋さんに廃車手続きをしてもらう時の注意点

  • いつまでに陸運局や軽自動車検査協会で手続きをしてくれるかを確認しましょう。

手続きに数週間かかったり、月末を跨いでしまったりすると還付金が少なくなってしまいます。

  • 所有者が亡くなっている、所有者が信販会社になっている、等々難しいケースも少なくありません。

 そんなケースでも親切に対応してくれるかどうかを見極めてください。

  • 当社の場合でしたら、手続きが終了しますと、「登録識別情報等通知書」または「登録事項等証明書」を送付します。

お客様がご使用されていた旧車検証と、登録識別情報等通知書の車台番号が同一であることで、当社がきちんと陸運局での手続きを行なったことをご確認いただけます。

⇒廃車手続きに必要な書類

本当に車を解体してくれたの?

平成17年に施工された自動車リサイクル法の規定の則り、解体業者が引き取った車は1台1台、行政機関のネットワーク上に登録することになっています。

お車がきちんと解体されたかどうかは、自動車リサイクル促進センターの管理画面で確認できます。「移動報告番号」と「車台番号の下四桁」の情報を入力することで、お車の解体状況を確認できます。

最後に

昔の解体業者さんのことで少し批判的な表現をしましたが、そういったことも含めて私はこの業界に入れて本当に良かったと思っています。良くも悪くも損得勘定よりも『人情』を大事にする風潮が強く残っている業界です。筆者は業界団体の広報委員会に毎月参加していますが、参加者全員が、忙しい時間をやりくりして、全国から東京に集まり、業界を少しでも良くするために、熱い議論を交わします。もちろんその後の飲み会も多いに盛り上がります。

この記事を書いている2020年はコロナの影響で全国の仲間と直接会う機会が減っているだけでなく、廃車の発生も減少して経営が厳しい同業者さんも少なくありませんが、皆でこの危機を乗り越えて「あの時は大変だったね!」と笑って過ごせる日が来ることを願っています。

 

2020年11月12日



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