ビッグエイト紹介
地域貢献 社会貢献について
当社では日本では寿命が尽きた車を、立派なリサイクル資源としてほとんど捨てることなく、最大限活用。常に還元できる新しい方法を模索し、更なる飛躍を求めています。
また、リサイクルによって得られた利益を地域への協賛や社会貢献にも役立てています。
引取らせていただいた車両は以下のような形でリサイクルされます。
中古車として国内・国外で再利用
「廃車」として引き取らせていただいた車といえども解体するにはもったいない車もございます。
入庫した車両の約5%は、当社で多少の手直しを行ない、必要とされる方に格安で中古車としてお譲りしています。
部品として海外でリサイクル
日本の車の部品は世界中で需要が多く、東南アジア、中東、アフリカ、中南米等々世界中で利用されています。現地の人々にとっては非常に重要なリサイクル資源であり、人々の足や生活になくてはならないものとなっております。
エンジン・ミッション・足回り・タイヤ等々、様々な部品が海外で使用されています。
エンジン部品
途上国において車は貴重品ですが、生活必需品でもあります。
エンジンなどはこまめにメンテナンスされ、50万kmほど走ると載せ替えられ、車本体は最終的に100万キロ以上走行することも珍しくありません。
足回り部品
日本のようにほとんどすべての道路が舗装されている訳ではありません。
砂利道も多く、どんなに丁寧に乗っていても、長距離の運転で足回り部品はどうしても定期的に交換しなくてはなりません。
その他の部品
日本と違い、車は大変高価な乗り物ですから、簡単に買い替える訳にはいきません。
長年使用すると車の床がサビで穴が空いてきます。
一部の車種ではフロアマットだけでなく、その下のフロアカーペット(車体に糊で貼りつけられている部分)も取り外され、現地で再利用されます。
お客様から引き取らせていただいた車は、このような形で海外の方々が末永く車を利用するために必要不可欠な部品を供給しています。
特別な用途
ミャンマーでは、エンジンの部品の一部がエビの養殖に使用されています。
水流を起こし、エビの成長を促すのにちょうど具合が良いようです。
車だけでなく、船舶のエンジンなども利用され、現地の人々の移動手段を担っています。
このように様々な形で現地の人々の経済活動や生活を支えています。
バイヤーインタビュー
- 会社名
- JRT AUTO PERTS
- 代表者名
- レック・セクサン
- 所在地
- タイ バンコク バンブアトン
- スタッフ
- 4名
- 設立年月日
- 西暦2014年9月 それまでは同業の兄の手伝い。
■「なぜ、ビッグエイトを選んでいるのですか?」
他の解体屋さんに比べ、良いものが沢山集まってきます。
ビッグエイトは個人ユーザーが多いせいか、他の解体業者さんのように車のパーツの一部が外されたりしていないです。関東のユーザーさんが多く集まるのも魅力です。
関東のユーザーさんの車はサビが少なく綺麗なものが多くあります。
また、車が特定のメーカーに偏っていなく、様々な車が入ってきていることも理由です。
■「買い取ったものは現地でどのように使われていますか?」
パーツやエンジンなどは、修理の為に同じ車種に使われますが、改造の為に他の車種にも使われます。
例えば、いすゞのピックアップ車にトヨタのエンジンが乗せられることがあります。
例えば、車のパーツの一部がエビの養殖に使われます。
他にも、プロペラシャフトというエンジンの動力を伝えるパーツが、遊園地のアトラクションを動かすためにも使われたりします。
■「現地でどれだけ感謝されているのか?」
日本からのパーツやエンジンは1番質が良いので、修理屋さんから一般ユーザーまで大変好まれています。
最近では中国からかなり安い新品パーツが入ってきますが日本製のクオリティとは比べものになりません。
値段は中国製の新品と同じか、それ以上になるのですが、お客さんは日本製の中古部品を好んで買っていきます。
日本製の中古部品は使えなくなるまで使うのが基本です。まだまだ使えるのに、なぜ、日本ではこの状態で必要無いのかわからないです。
供給してくれるビッグエイトに感謝しています。
一般社団法人日本ELVリサイクル機構に加盟
全国の自動車リサイクル業者、約600社が加盟する業界団体に所属しています。
日本ELVリサイクル機構が法人化された一期目から諮問委員・渉外委員としてELVの活動を支え続けてきました。
現在(平成28年1月)は広報部会の委員として団体のHP作成業務や、会報誌の執筆活動を行なっています。
⇒ELVリサイクル機構のサイトへはこちらから
資源としてのリサイクル
部品として再利用されないパーツは資源としてリサイクルされます。
- 鉄類
- 溶解炉の熱で溶かされて建築資材等様々な鉄製品に生まれ変わります。
- アルミ
- 溶解炉で溶かされて、主に自動車部品として再利用されます。
エンジン等は溶解炉にそのまま入れられます。
アルミは鉄と比較して溶解温度が低く(約800度)先に溶解しますので、鉄との分離が可能です。 - 銅(ハーネス)
- 人件費の問題で国内ではリサイクルされていません。 主に中国で銅とプラスチックに分けられ、再び銅線等に再利用されます。
- 触媒(マフラーの中に含まれている)
- プラチナ・パラジウム等の貴金属類は、再び自動車の製造過程で使用されることになります。
適正処理
- フロンガス(エアコンの冷媒として使用)
- このガスは地球温暖化の原因とされているため、すべて回収され特殊な工場で無害化されます。
- 廃油
- 熱原料・セメント原料として再利用されています。
- 山が残っていないタイヤ
- 熱原料として再利用されます。
- シュレッダーダスト
- 車のシートやダッシュボード等に使用されているウレタン・革・プラスチック等は精錬所の熱原料として再利用されます。埋め立てられるのは車全体の数パーセント以下です。
放置自動車の撤去
当社では車のリサイクルだけでなく放置自動車の撤去にも力を入れています。
月極駐車場や商業施設の駐車場、コインパーキング等で放置される車が後を絶ちません。
放置自動車をそのままにすると、他の放置自動車を呼び寄せることもあり犯罪の温床ともなりえ、社会問題化しています。
警察や行政では「民事不介入」の原則を盾に何の協力もしてくれないのが実情となっており、速やかに撤去することを求められます。
当社では、こうした社会問題に以下の方法で取り組んでいます。
当社は車の持ち主の調査から車の撤去・解体、その後のトラブルのフォローまでを一貫して対応します。
車の持ち主の調査
当社の顧問弁護士と連携を取り、法律に抵触しないよう細心の注意を払いつつ車の持ち主の調査を行ないます。
車の撤去・解体
撤去後の車両は、余すことなくリサイクルし、必要している人々のもとへ送り出しています。都内では数少ない自動車リサイクルの許可業者です。
東京都公安委員会許可 第307770507765号自動車解体業許可番号 第20133003997号
放置車両の撤去は、トラブルや犯罪の抑止につながるだけでなく、撤去後もリサイクル化できることから、ECOの観点からも人々の役に立つと確信しており、これから更に力を入れていきたいと考えています。
マスメディアでのご紹介
現代社会において、様々な理由で車が放置される放置自動車問題がここ数年増加しています。
駐車場のオーナーは滞納した駐車代、車の撤去費用等を自己負担しなくてはならならず、泣き寝入りしているのが現状です。
この放置自動車問題に関しては、マスメディアでも定期的に取り上げられ、当社の取組みが紹介されています。
放送では以下のような事例が取り上げられました。
すべてのケースにおいてもトラブルなく撤去・リサイクルを行ないました。
- 身寄りのない高齢者が入院し、車がそのまま放置されたケース
- 犯罪を犯し、長期間拘留されているケース
- 父親が行方不明になり息子が代わりに対応したケース
- 会社の経営に行き詰まり、夜逃げ同然で車を置いていったケース
- 認知症を患い、自分の置いた車の置き場所が分からなくなってしまったケース
- 5年以上放置され滞納金額が140万円に膨れ上がったケース
- 外国人が乗り捨てていったケース
- 20代の女性が住んでいたマンションから突然いなくなったケース
その他の社会貢献
地元江戸川区のエコ活動に参加しています。
地元江戸川区は海抜ゼロメートル地帯に位置し、地球温暖化の海面上昇の影響を都内でも真っ先に受ける地域であり、エコタウンえどがわ推進計画を策定し、事業者・区民・区が一体となって具体的な取り組みを行っています。
当社も省エネ活動等に取り組み、地球温暖化対策の一端を担う企業として、江戸川区の取組みに賛同し、環境にやさしい事業所エコカンパニーえどがわに参加しています。
地域への社会貢献として、江戸川区の花火大会に協賛しています。
毎年100万人以上の方が見にくる一大イベントに、当社をご利用いただいたお客様をご招待しています。
普段親孝行できない方、忙しくて子供たちを遊びに連れていってあげられないご家族の方々に喜ばれています。
地域の盆踊りにもささやかながら協賛しています。
当社は都内で活動しています。都心部は人々のつながりが薄いと言われていますが、このような活動をきっかけに少しでも地域の人々のきずなが深まればと祈念しております。
地元の中学生の企業体験を受け入れてきました。
成長期の早い段階から、仕事を通じて周囲に貢献する経験を積ませることは、子供たちの成長に必要なことだという考えから受け入れを行なっています。
障害を持った子供たちを招いて会社見学を行なってきました。
なかなか外の体験を積む機会がない子供たちを招き、車が解体されていく様子を見学してもらいました。
最後に
「廃車」は長年、苦楽を共にした車とのお別れです。
お客様の中には涙を流して車とのお別れを惜しむ方もいらっしゃいます。
このようなユーザー様のためにも「ビッグエイトで廃車して良かった」と思っていただける企業であり続けたいと考えています。
これらの地道な活動が、将来的にはより大きな地域貢献、社会貢献、国際貢献へつながると信じて日々のリサイクル活動を行なっています。