車検の有効期限・確認方法について
車検の有効期限は、車検証の「有効期間の満了する日」欄で確認することができます。
このページでは車検がお手元にない方、第三者の車が勝手に自分の敷地に放置されていて、車を処分するかの判断基準の1つとして、車検の有効期限を確認したい方に向けての解説です。
車検の有効期限・期間はどれくらい?
車の車検の有効期限は以下の表のようになります。
車種 | 自家用 乗用自動車 |
軽乗用 自動車 |
貨物自動車 | 軽貨物 自動車 |
小型 自動車二輪 (250cc超) |
|
---|---|---|---|---|---|---|
8トン 以上 |
8トン 未満 |
|||||
2回目以降の有効期限 | 2年 | 2年 | 1年 | 1年 | 2年 | 2年 |
初回の有効期限 | 3年 | 3年 | 1年 | 2年 | 2年 | 3年 |
新車が放置されることはないでしょうから、車検は長くても2年ということになります。
車検の有効期間の確認方法は?
①車検証を見る
車が放置されていて、ドアもロックされていて中身を確認できない。このような場合でも車検の有効期間を確認することは可能です。普通車なら陸運局に所定の書類を提出することで、車検の有効期限だけでなく、車の所有者・使用者の氏名・住所も確認することができます。
» 放置自動車の所有者情報の調査軽自動車の場合、軽自動車検査協会に申請することで、車の所有者・使用者の氏名・住所も確認することができますが、なぜか車検の有効期間は公開されません。
②フロントガラスのステッカーで確認する
上記のような軽自動車や、ナンバーが外された普通車で陸運局で登録事項等証明書を申請できない車の場合は、フロントガラスの中央にあるステッカーで車検の有効期限を確認します。
普通車は青色、軽自動車は黄色のステッカーが貼られています。
下記のケースでしたら左は平成26年5月、右は平成26年11月が車検の有効期限です。
中央にステッカーがはられていない場合はフロントガラス右上のシールで点検整備のシールに表示されている日付をお知らせください。
車検が切れたらどうなるの?
車検が切れている車をそのまま公道で走らせることは法律で禁じられています。
仮ナンバーを申請するか、レッカー屋さんに移動してもらう他ありません。
また、車検が切れているという理由だけで第三者の車を、所有者の承諾なく車を処分してしまうと、あとあとトラブルになる可能性が高いです。所有者本人の了承を取ることが原則です。
車検が切れた車を廃車するには
車検が切れていてもいなくても廃車する手間は変わりません。ただし、今年度の自動車税を支払っている場合、廃車した時期に応じて自動車税の還付を受けることができますので、月をまたがず早目に手続きすることをお勧めします。
» 自動車税還付金の計算方法査定額をチェックお客様の電話番号入力不要!
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