戸籍謄本とは
廃車手続きの際、車の所有者が亡くなっていたり、車検証の氏名から姓が変わった場合に、戸籍謄本が必要となります。
戸籍謄本とは
戸籍謄本は、本籍地や身分・相続関係を証明するための書類で、以下のような情報が掲載されています。
・ご自身の出生の日付
・両親・兄弟・配偶者(結婚相手)・子供の名前、生年月日、死亡日
・結婚・離婚後の姓
戸籍謄本は、一組の夫婦とその子どもを単位として作られています。
本籍地の役所で取得でき、「戸籍全部事項証明書」ともいいます。
どのような場合に戸籍謄本が必要か
戸籍謄本は車の所有者が亡くなったり、結婚して姓が変わり、車を廃車する場合に使用します。
所有者が亡くなった車を廃車する場合には、戸籍謄本で『亡くなった方の日付』『相続人の氏名』を確認します。
結婚して姓が変わった場合には、戸籍謄本で『旧姓』と『今の姓』を確認します。
『旧姓』と『今の姓』が確認できれば戸籍謄本でなく戸籍抄本で代用できます。また、住民票に旧姓の記載があれば戸籍謄本は不要です。
戸籍謄本の代わりに【法定相続情報】を提出することも可能です。
ただし、法定相続情報に記載された相続人の住所と印鑑証明書の住所が異なる場合は、住民票や戸籍の附票が必要です。
戸籍謄本の取得方法
窓口で取得
戸籍謄本は本籍地の役所で申請します。
本人が、直接出向く場合は運転免許証等の身分確認のできるものと認印をご用意ください。
代理人の場合も同様です。
窓口では以下のようにお伝えください。
所有者が亡くなっている場合
亡くなった〇〇の廃車手続きをその子供である△△が行ないます。
〇〇が亡くなったことがわかり、△△が○○の相続人であることが分かる戸籍謄本をください。
結婚して姓が変わっている場合
車の廃車手続きをしたいのですが、結婚して姓が変わったことを証明する書類が必要です。私の旧姓は〇〇ですが、旧姓と現在の姓の両方が記載されている戸籍謄本(または戸籍抄本)をください。
郵送で取り寄せ
平日、お時間が取れない方、遠方の方のために郵送での取り寄せ方法についてご説明します。
<1>申請書の作成
紙(どんなのものでも構いません)に以下を記入します。
□本籍
□筆頭者氏名
□必要な証明書の種類と通数
□請求者氏名
□請求者の住所
□使いみち
□昼間連絡のとれる電話番号
※申請書を市区町村HPでダウンロードできる場合もあります。
※東京都江戸川区の場合、右の申請書をダウンロードできます。
<2>切手を貼った返信用封筒に、宛名を記入します。
※速達、書留などによる返送を希望の場合は、必要な送料分の切手を貼付します。
<3>手数料(1通450円、郵便局の定額小為替)、本人確認書類の写しを同封し、役所に送付します。
※市区町村により申請方法や手数料が異なりますので、事前にご確認ください。コンビニで取得
マイナンバーカードまたは住民基本台帳カードをお持ちの方は、コンビニやスーパー等に設置された機械から住民票の写しを取得することが可能です。
住んでいる市区町村だけではなく、全国どこにいても利用することが出来ます。
ご利用の場合は、マイナンバーカードに設定した4桁の暗証番号の入力が必要となります。
ただ、暗証番号を連続3回間違えるとロックがかかってしまうので、ご注意ください。
廃車時の注意点
通常の廃車ではほとんど使用しない戸籍謄本ですが、お客様の状況によっては必要になります。
本籍地の市区町村での取り寄せとなるため、必要な場合には早めのご準備をおすすめします。
また、戸籍謄本が複数枚に渡る場合は、一部のページを切取せず、すべてのページをそのままお渡しください。一部のページが切り取られていますと無効になりますのでご注意ください。
査定額をチェックお客様の電話番号入力不要!
営業時間 平日:9:00〜18:00 土:09:00〜12:00 日祝休み